お知らせ&コラム

ジェラシーは本心を現すバロメータです

2016.11.24

ジェラシーは、扱い方次第では自分にとても役立つ武器になると感じた体験についてです。
 

昨年の事です、クライアントのAさんから「今日、会社リストラされてクビになりました。」と電話がありました。
 

以下、Aさんから「私が特定されるような内容でなければ書いて貰ってもいいです。」と了解を得ましたので、ジェラシーの例としてご紹介します。
 

クライアントのAさんとのお付き合い自体はかなり長いです。
 

Aさんは50歳台の男性で、ある大企業に営業で入社しました。ただ営業に適正が合わず営業研修部に移りました。部署代えではなく、リストラ前提の移動で、その部署では何の業務をするかも決まっていませんでした。
 

ただ偶然その部門の人手不足が幸いして残る事ができました。またその業務が性格に合ったらしく、評判もどんどん良くなったみたいです。
 

Aさんの会社では年度末に営業部門などの成績優秀者は表彰され、昇進にも直結していくらしいのですが、Aさんの仕事は幾ら評判が良くても全くスポットライトが当たりませんでした。
 

毎年々の優秀者表彰を見ていると、何ともいいうようも無い無力感とジェラシーが湧いてきて、「このままで停年までいくのか。」と人知れず落胆していたようです。全力を出し切れていない感も強まり、年とともに無力感は増してくる状態でした。
 

そのAさんのジェラシーについてああまんぷくセッションで何年も扱いました。その後「もしこうなったら」と想定した未来の仕事を考えるというセッションもしました。
 

それから幾度かの中断も挟んでの「クビになりました。」電話でした。
 

やはり最初その話を電話口で聴いて複雑でした。軽々しくは答えにくいので、第一声は「エッ大変だね!」でした。
 

「いや大変じゃないですよー、最高です。」「停年前に辞めれて新しい仕事ができる。」とAさんは本当に明るく弾む声でした。その後長い事電話で話しました。
 

Aさんとは「何にジェラシーを感じるのか?」についてある時期集中してセッションをしました。「くやしい!」「給料が上がらない!」「後輩との上下関係の逆転への不満!」など色々出てきましたが結局どれも根本原因ではありませんでした。
 

行きついた根本原因は、「全力を出し切っていない。」、「この会社の中で人生を使い果たしたくない。」という思いから「全力投球している人」を見て羨ましく思っていたのです。自分も全力投球で行きたかったのです。
 

全力を出し切っている人に対する羨望と、自分がそうでないという思いがジェラシーとなって出ているのでした。人がうらやましい、自分が情けないという気持ちですね。
 

とは言っても脱サラを選択する勇気も無く諦め悔やんでいる時に、リストラされ否応なく自分の力を試す事ができた。勇気のない自分に、運命の神様がくれたプレゼントだと言っていました。
 

それが電話で声が弾んでいた理由です。
 

元々「もしも~だったら。」というスチュエーションで考えていたプランがありますのと、全力を出したい、退職で後が無いという状況もマッチして半年後に起業、それから1年で黒字にしてしまいました。
 

リストラされたり、無力感を口にしていた人とはとても思えません。
 

Aさんが最近「ジェラシーを感じている時は、自分の駄目さを嫌というほど感じ絶望感に襲われた。ただジェラシーの原因を直視する事で、自分の本心から欲しい物が見えました。」
 

「変な言い方ですが、クビが機会をくれました。」と話していました。
 

「ジェラシーを直視して自分の本心が分かった。ジェラシーだけが嘘を言わなかった。自分が欲しくてたまらない事がハッキリわかりるので、それを手に入れる様に動けばジェラシーは目標に変わる。そして一歩行動に移して悩む方がいいなと心から思いました。」
 

あっという間にできたように見えても長い間の積み重ねがとても大切だという事がわかります。今、動いた方がいいと思った時に動く事が大切ですね。

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